野球少年がゴルフに出会い、顔も知らない母ちゃんを連れ戻すためにプロゴルファーを目指す!『DAN DOH!!』は週刊少年サンデーで連載されたゴルフマンガです。続編の『DAN DOH!! Xi』『DAN DOH!! ネクストジェネレーション』まで、シリーズは全部で48巻。ここではシリーズ全体のあらすじと登場人物、自分が好きな見どころをまとめてご紹介します!
Contents
DAN DOH!!はどんなマンガ?
熊本の小学5年生・青葉弾道(ダンドー)が、姿を消していた天才プロ・新庄樹靖に弟子入りし、ジュニアの大会からプロのトーナメント、そして海外の大会へと勝ち上がっていくゴルフマンガです。
| 作品 | 巻数 | 連載(週刊少年サンデー) |
|---|---|---|
| DAN DOH!! | 全29巻 | 1995年〜2000年 |
| DAN DOH!! Xi | 全15巻 | 2000年〜2003年 |
| DAN DOH!! ネクストジェネレーション | 全4巻 | 2004年 |
- 原作:坂田信弘 / 作画:万乗大智
- 出版社:小学館(少年サンデーコミックス)
- 2004年にはテレビ東京系でアニメにもなっています(全26話)
ゴルフのルールを知らなくても大丈夫です。ダンドーと一緒に、グリップや素振りといった基本から物語が始まるので、読んでいるうちに自然と分かってきます。
ゴルフの技術だけでなく、ルールを守ることと、ゴルフへの誇りがずっと物語の芯になっているのがこのマンガの魅力!ダンドーは不利になっても自分の違反を自分から申告します。
シリーズの読む順番
3作品とも主人公はダンドーで、話は続いています。無印 → Xi → ネクストジェネレーションの順に読めばOKです。
- DAN DOH!!(全29巻):小学5年生で新庄に弟子入りし、熊本・九州のジュニア大会、プロの大会、タイの大会へ。中学に上がり、最後は全英オープンに挑む新庄と赤野を追ってスコットランドへ旅立ちます
- DAN DOH!! Xi(全15巻):無印の最終話の直後から始まります。旅の途中のバンコク、インドの招待試合、全英オープンの最終予選を経て、いよいよ全英オープン本戦へ
- DAN DOH!! ネクストジェネレーション(全4巻):Xi の後の話です。新庄が主催するはずだった大会「新庄インビテーショナル」をめぐる戦いを描きます。タイトルは「次の世代」ですが、主人公はダンドーのままです
主な登場人物
主要キャラ
| 名前 | 立場 | ひとこと |
|---|---|---|
| 青葉弾道(ダンドー) | 主人公 | 熊本弁の元野球少年。母ちゃんを連れ戻すためにプロを目指す |
| 新庄樹靖 | 師匠 | 交通事故の後に姿を消していた天才プロ。ダンドーたちを基礎から育てる |
| 赤野拓也 | 兄貴分のプロ | ダンドーの監視役として送り込まれたのに、ダンドーのゴルフに心を動かされて味方に |
| 砂田優香 | 幼なじみ | 野球部の投手。ダンドー・弘平と「三人で一人」でゴルフを始める |
| 大池弘平 | 親友 | 野球部の捕手で、パットが得意 |
| 青葉茂道 | 父 | かつてアマチュアNo.1と呼ばれたが、ゴルフ界を追放された過去がある |
| ラミア・タンティン | Xiからの相棒 | バンコクで出会い、ダンドーのキャディーを務める |
ライバルキャラ
ダンドーが試合で戦った主なライバルです。どの大会で戦ったかは「あらすじ」の編の名前と合わせています。登場巻は、そのキャラが主に出てくる巻です(NG はネクストジェネレーション)。
| 名前 | 登場巻 | 戦った場面 | どんな相手? |
|---|---|---|---|
| 横田健吾 | 無印 1〜6巻 | 熊本県ジュニア選手権編 | ゴルフ歴1年半で70台で回る6年生。ダンドーたちを「ゴミ弟子」とあざけり、大会で妨害を続ける |
| 風間竜二 | 無印 1〜6・9・27〜29巻 | 熊本県ジュニア選手権編(決勝日の最終組) | 世界ジュニア代表。無愛想で、ダンドーからは「メカゴジラ」と呼ばれる |
| 笠清也 | 無印 4〜6・9巻 | 熊本県ジュニア選手権編(決勝日の最終組) | 天草の海辺の砂の上で練習してきた飛ばし屋 |
| ターチ・スオン | 無印 7〜9巻 | 九州ジュニア選手権編 | 福岡代表の陽気な少年。罪のなすりつけやボール削りなど、ズルい手を平気で使う |
| 大隈慎吾 | 無印 7〜8巻 | 九州ジュニア選手権編 | 「大魔人」と呼ばれる沖縄代表の無口で怪力の少年 |
| ジャック・ニクラウス | 無印 11〜13巻、NG 4巻 | 全日空札幌オープン編(赤野のキャディーとして対決) | 「帝王」。ダンドーの才能をいち早く見抜いて一目置く |
| ジョン・カッター | 無印 13〜14巻 | アメリカ遠征編 | 「無冠の帝王」と呼ばれるアメリカのプロ。ダンドーを「ラッキーボーイ」と見下す |
| 寺尾大地 | 無印 15・17〜20巻 | KBCオーガスタ編(最終日の最終組) | 18歳の新人プロ。初日からトップを走る |
| ベン・ムーア | 無印 17〜19巻、NG 1巻 | KBCオーガスタ編(最終日の最終組) | 引退前の最後の一勝を目指すベテランの招待選手 |
| 朴銅烈 | 無印 20〜22巻 | タイ遠征編(1回戦) | 韓国の賞金王。ダンドーを子どもと見下す |
| マイク・ニコルズ | 無印 22〜23巻 | タイ遠征編(2回戦) | 大会最高齢の選手。体調が悪くても最後まで勝負を投げない |
| 鳥光建一 | 無印 26〜27巻 | 朝陽スポーツ杯編 | 大学ゴルフ部のエース。同情も手加減もしないと宣言する |
| 風間建 | 無印 27〜29巻 | テレビ企画対決編 | 風間竜二の兄で、広告会社が売り出す大学生のパワーヒッター |
| アンポーン | Xi 1〜2巻 | Xi ①バンコク編 | アジアのドラコン王者。ビルの屋上から屋上へ打ち渡る怪力 |
| エンニオ・モリコーネ | Xi 3〜4・7巻 | Xi ②インド遠征編 | 賭けで生計を立てるイタリア人の闇ゴルファー |
| 古本 | Xi 2〜7巻 | Xi ②インド遠征編 | 新庄の一番弟子で「新庄を越えた男」。新庄を叩き潰すために全英を目指す |
| ムクムク王子 | Xi 7〜15巻、NG 1〜4巻 | Xi ③全英オープン最終予選編 | 国を救うお金を稼ぐために出場したデロン王国の王子。のちに仲間になる |
| エリオット・フレミング | Xi 13〜14巻 | Xi ④全英オープン編(3日目の同組) | 名門コースを営むフレミング家の出身。父と兄をラファエルに潰されている |
| ラファエル・バーン | Xi 6・9・12〜15巻 | Xi ④全英オープン編・⑤真の全英オープン編 | 伝統あるゴルフ界を憎む男。ウッドを持たず、フルスイングもしない |
| ハリス | NG 2〜3巻 | NG ②初日・チーム戦編 | かつて赤野にゴルフを教えた闇ゴルファー。風の匂いを読む |
| トレバー・ジョーンズ | NG 3〜4巻 | NG ③エバーグリーンスタジアム編 | 英国海軍の元大佐で、世界最強のアマチュア |
このほか、親友の弘平(弘平との湯の谷決戦編)や、兄貴分の赤野(タイ遠征編の準決勝)とも真剣勝負をしています。
あらすじ
ここからはシリーズの結末まで書いています。ネタバレが苦手な人は、先に「見どころ」まで飛ばしてください!
ダンドーが出た試合や対戦相手ごとに「〇〇編」に分けて紹介します。まずは一覧です。
| 作品 | 編 | 巻 | 主な試合・対戦相手 | ダンドーの結果 |
|---|---|---|---|---|
| 無印 | 弟子入り編 | 1〜2巻 | 湯の谷コースの初ラウンド | 97で完走 |
| 無印 | 熊本県ジュニア選手権編 | 2〜6巻 | 風間竜二・笠清也と最終組 | 優勝 |
| 無印 | 九州ジュニア選手権編 | 7〜9巻 | ターチ・スオン、田崎会長の妨害 | 優勝 |
| 無印 | 全日空札幌オープン編 | 9〜13巻 | 赤野のキャディーでニクラウスと対決 | 赤野が優勝 |
| 無印 | アメリカ遠征編 | 13〜14巻 | モーガン競技会でジョン・カッターと | 優勝 |
| 無印 | KBCオーガスタ編 | 14〜19巻 | プロの大会で寺尾大地・ベン・ムーアと最終組 | 準優勝 |
| 無印 | 弘平との湯の谷決戦編 | 20巻 | 親友・弘平と1対1 | 引き分け |
| 無印 | タイ遠征編 | 20〜25巻 | アジアンマッチプレーで朴銅烈・ニコルズ・赤野と | 準決勝で敗退 |
| 無印 | 中学同好会・朝陽スポーツ杯編 | 26〜27巻 | 鳥光建一と優勝争い | 2位(わざと) |
| 無印 | テレビ企画対決編 | 27〜29巻 | 大学生・風間建と一騎打ち | 勝ち |
| Xi | ①バンコク編 | Xi 1〜2巻 | 盗まれたクラブを賭けた勝負 | 勝ち |
| Xi | ②インド遠征編 | Xi 2〜7巻 | ラージ・ラハーン招待で古本と | 優勝 |
| Xi | ③全英オープン最終予選編 | Xi 7〜10巻 | ムクムク王子と最後の1枠 | 8位で本戦へ |
| Xi | ④全英オープン編 | Xi 10〜14巻 | 新庄と同組、首位はラファエル | 単独2位で台風中止 |
| Xi | ⑤真の全英オープン編 | Xi 14〜15巻 | ラファエル・バーンと一騎打ち | 勝ち |
| NG | ①新庄からの招待状編 | NG 1巻 | ヤクザとの9ホール勝負 | 勝ち |
| NG | ②初日・チーム戦編 | NG 2〜3巻 | 4人対4人でハリスのチームと | 勝ち残り |
| NG | ③エバーグリーンスタジアム編 | NG 3〜4巻 | 巨大ドームでトレバー・ジョーンズと | 逆転で勝ち |
DAN DOH!!(全29巻)
1〜25巻は小学生のダンドーがジュニアの大会からプロ、海外の大会へと進む話、26〜29巻は中学生になってからの話です。
弟子入り編(1巻〜2巻)

黒河小学校5年生のダンドーは、打球で校長先生の盆栽を割ってしまったことをきっかけに、止まっているボールを打つゴルフの手応えを知ります。プロなら賞金で顔も知らない母ちゃんを連れ戻せる!と、プロゴルファーを目指すことに。偶然出会った天才プロ・新庄に弟子入りを頼むと、出された条件は「素足で棒を毎日500回、1か月振り続けること」。親友の優香・弘平と「三人で一人」としてこの約束を守り抜き、3人はゴルフを教わり始めます。
- 湯の谷コースの初ラウンド:同じ組の関西弁のおじさんに嫌がらせを受けますが、優香が笑顔を描いたニコボールと「スマイル打法」で立ち直り、97で回りきります。最後はおじさんが負けを認めて帽子を譲ってくれます
熊本県ジュニアゴルフ選手権編(2巻〜6巻)

新庄から「クラブ3本でハーフ45切り」を課されて出た初めての大会です。
- 初日:6年生の横田健吾がボールを蹴る、すり替えるといった妨害を続けますが、ダンドーは傷だらけのニコボール1個で耐え抜き、74で決勝へ
- 決勝日:世界ジュニア代表の風間竜二、天草の飛ばし屋・笠清也と最終組。ゴルフ界を追放された父・茂道が現れて動揺しながらも、谷から吹き上げる風を読んだドライバーで谷を越え、最終18番でグリーンの外からのパットがピンに当たってイーグル。初めての大会で優勝!
九州ジュニアゴルフ選手権編(7巻〜9巻)

父を追放した九州ゴルフ連合の会長・田崎に失格を狙われ続け、大会の外でも戦いが続きます。田崎が送り込んだ監視役のプロ・赤野拓也は、ダンドーのゴルフに心を動かされて味方に回ります。
- 初日:罪をなすりつけてきたターチ・スオン、沖縄代表の大隈慎吾と同じ組。大隈のバッグを守ってパターを曲げてしまい、ドライバーでパットを代用して踏みとどまります。最後はターチが不正を白状して失格に
- 最終日:弘平と同じ組で10アンダーを出して優勝。田崎が「グリーン上でドライバーを使った」と失格を言い渡しますが、弘平・風間・笠がトロフィーを断ってくれ、優勝が認められます
全日空札幌オープン編(9巻〜13巻)

母ちゃんが札幌で目撃されたと聞いたダンドーは、田崎を裏切ってクビになった赤野のキャディーとしてプロのトーナメントへ。ここではダンドーは選手ではありません。
- 初日〜2日目:初日は最下位でしたが、夜通しコースを歩いて調べた作戦で巻き返し、60位ぎりぎりで予選を通過
- 3日目:単独3位まで上がります
- 最終日:最終組でジャック・ニクラウス、ジョン・デーリーと同じ組。血だらけの足で地面の堅さを確かめ、18番の罠を見抜いてチップインバーディー。ニクラウスとのサドンデスでは夕日の反射まで読み、赤野を優勝に導きます
アメリカ遠征編(13巻〜14巻)

新庄の手配で、ダンドーは一人でアメリカ・デンバー近郊へ。2年前に亡くなった孫ウィルにそっくりなダンドーは、ウィルの日記から祖父モーガンへの思いを知り、日本の全国大会を捨ててモーガン老人の大会に出ます。
- モーガン競技会:6ホールのコースを3周。相手は「無冠の帝王」ジョン・カッターです。高地で苦しむカッターに水を飲むよう声をかけ、同じ条件で勝負。最終6番「ウィルの湖」を届かないはずのスプーンで越えて優勝します。トータル67のスコアカードは、67歳になったモーガンへの誕生日プレゼントでした
KBCオーガスタ編(14巻〜19巻)

ついにプロのトーナメントに選手として出場!借金を抱えたキャディー・戸高とのコンビは、クラブを持ち去られてパター1本で始まる波乱の幕開けです。
- 初日:首位の新人・寺尾大地と13打差の出遅れ
- 2日目:台風の風を読んだ低い球でパーを重ね、アマチュアでただ一人予選通過
- 3日目:戸高が借金取りに痛めつけられて来られず、一人でバッグを担いでプレー。最終18番で500ヤードのショットからイーグルを奪い、3位に
- 最終日:寺尾大地、招待選手のベン・ムーアと最終組。16番でクラブを落として棄権しかけますが、寺尾とベンが打たずに待ってくれて復帰します。最終18番は耳が聞こえなくなりながら、自分の血の流れでラインを読んでパットを沈め、寺尾と首位に並びます。ところが直後に気を失ってプレーオフに出られず、準優勝になります
幕間:母の手紙(19巻)
試合はありません。母ちゃんから手紙が届き、ダンドーは一人で北海道へ向かいます。そこで、母ちゃんが交通事故の償いを十年も続けていることを知ります。
弘平との湯の谷決戦編(20巻)

夏休みの終わりに、弘平がアメリカへ引っ越すことになります。
- 弘平との真剣勝負:3人が初めて回った湯の谷コースで1対1。お互いにバーディーを取り合い、8時間戦っても決着はつかず、勝負は「次に会うとき」に持ち越されます
タイ遠征編(20巻〜25巻)

腰を痛めた寺尾の代わりに、タイのアジアンマッチプレー選手権に出場。キャディーはゴルフをまったく知らない客引きのブルンです。1ホールごとに勝ち負けを決めるマッチプレーのトーナメントです。
- 1回戦:韓国の賞金王・朴銅烈。いきなり3ホール続けて落としますが、ブルンに教わったボール拾いの裏道で巻き返し、最終18番のパット勝負で勝ち
- 2回戦:大会最高齢のマイク・ニコルズ。最終18番でダンドーがバーディー、ニコルズが短いパットを外して勝ち
- 準決勝:相手は兄貴分の赤野。本気を出せない赤野に、ダンドーは自分のバッグを池に投げ込んで真っ向勝負を迫ります。スコールで川ができるなか二人ともクラブを折り合い、最後は赤野のショットがカップに入って赤野の勝ち
- 決勝:ダンドーは赤野のキャディーを務め、赤野が優勝します
中学同好会・朝陽スポーツ杯編(26巻〜27巻)

病を隠した新庄が、海外の仕事と偽って旅立ちます。中学生になったダンドーと優香は、ゴルフ部がないので同好会を作ります。
- 野球部との一打席勝負:優香が投手、ダンドーが捕手になって野球部員と勝負。最後に打ち返された先輩・熊谷竜ノ介が、のちに同好会に入ります
- 朝陽スポーツ杯:熊谷にクラブセットを贈るため、内緒でアマチュア大会に出場。大学のエース・鳥光建一と優勝を争いますが、2位の賞品を狙って50cmのパットをわざと外して2位に・・・
テレビ企画対決編(27巻〜29巻)

広告会社が、赤野の代わりに大学生の風間建を売り出すためのテレビ企画を立ち上げます。拓さん(赤野)のために負けない!とダンドーは誓います。
- ペアのマッチプレー:熊谷と組んで、風間竜二の兄・風間建と対戦。2ダウンのまま打ち切りにされかけます
- 残り8ホールの一騎打ち:風間の申し出で、ダンドーと風間の打数勝負に。照明に照らされた最終18番でイーグルを決めて並び、体が限界の風間が自分から負けを認めて勝ち
幕間:全英への旅立ち(29巻)
試合はありません。ついに本物の母ちゃんが帰ってきますが、償いをあと5年続けると言い残して去っていきます。全英オープンが新庄にとって最後のゴルフになるかもしれないと知ったダンドーは、選手として行くと決意。父が給料を前借りして渡してくれた片道分のお金と、全校生徒の餞別を持ってスコットランドへ向かいます。
DAN DOH!! Xi(全15巻):全英オープンへの旅
無印の最終話の直後から、全英オープンを目指す旅がそのまま続きます。相棒でキャディーを務めるのは、バンコクで出会うラミアです。
①バンコク編(Xi 1巻〜2巻)

乗り継ぎのバンコクで、新庄が作ったクラブを盗まれてしまいます。裏社会のボスの子・ラミアの助けを借りて、クラブを取り戻す勝負に挑みます。
- タンティンとの賭け試合:負ければ売り飛ばされる条件で、クラブを貸してもらえずスコップ一本で勝負して勝ち。でも返ってきたのはドライバー1本だけ
- バンコクの街中ゴルフ:7キロ先の像までバンコクの街全体がコース。アジアのドラコン王者アンポーンを相手に、走るスカイトレインにボールを打ち込み、揺れる船の上からの野球打ちで逆転。クラブ14本を取り戻します
②インド遠征編(Xi 2巻〜7巻)

優勝すれば全英オープンの最終予選に出られる、インドの招待試合「ラージ・ラハーン招待」へ。雷で2日目・3日目が中止になり、初日と最終日の2ラウンドで争います。
- 初日:闇ゴルファーのモリコーネと同じ組。「負けた方が大会を去る」賭けを迫られますが、自分の違反を自分から申告して単独2位に。モリコーネは不正を申告して失格になります
- 最終日:新庄の一番弟子・古本と「新庄の弟子同士」の一騎打ち。最新の道具で戦う古本に新庄流のゴルフで追いつき、トルネードの中の最終18番を制して優勝!
③全英オープン最終予選編(Xi 7巻〜10巻)

本戦に出られるのは140人のうち上位8人だけ。デロン王国のムクムク王子が仲間に加わります。
- 初日:ラミアが過労で倒れ、大きく出遅れます
- 2日目:ムクムク王子と同じ組。海に飛び込んだ王子を1打を使って助け、二人は友達に
- 最終日:王子と最後の1枠を争う一騎打ち。破裂寸前の初代ニコボールが最後にはじけてカップイン!最終18番で新庄直伝のショットからバーディーを奪い、8位で本戦出場を決めます
④全英オープン編(Xi 10巻〜14巻)

舞台はセントアンドリュース。ラミアがけがをして、姉のエバがラミアになりすましてダンドーのバッグを担ぎます。
- 初日:組み合わせはなんとダンドーと新庄の二人組!新庄は全英の最高記録、ダンドーもアマチュア最高スコアを出します
- 2日目:新庄は最終18番で倒れ、ダンドーがキャディーとなって手を取り、新庄は18打目でホールアウトして昏睡状態に
- 3日目:地下の熱水パイプが作る「橋」の上を通す魔法のイーグルで、単独2位まで上がります
- 最終日:台風で中止になり、規定で優勝はラファエル・バーンに決まります
⑤真の全英オープン編(Xi 14巻〜15巻)

ラファエルはダンドーを呼び出し、台風のセントアンドリュースで「全英の真の勝者」を決める一騎打ちを挑みます。
- ラファエルとの一騎打ち:1打差で食らいつくダンドー。最終18番、ボールが行方不明になったラファエルは失格になるはずでしたが、ダンドーはゴルフの誇りを守るためにボールを捜して試合を続けます。最後は台風の目の中でカップに沈めて勝利
最終話は3か月後。引退した新庄が、赤野と最後のラウンドで決着をつけます。
DAN DOH!! ネクストジェネレーション(全4巻):新庄インビテーショナル
新庄が主催するはずだった大会「新庄インビテーショナル」を、新庄の後継者を名乗るルチオ・フルチが乗っ取ります。ダンドーは仲間と大会を取り戻すために戦います。
①新庄からの招待状編(NG 1巻)

全英オープンで準優勝し、日本の英雄になったダンドー。
- ヤクザとの9ホール勝負:湯の谷コースで新庄の名をかたって賭けゴルフをするヤクザを、ニコボールで9ホール連勝して追い払います
闘病中の新庄は世界中のゴルファーに招待状を送り、ダンドーと回ることを願いながら、自分が造ったコースで息を引き取ります。ところがインドネシアに着くと大会は乗っ取られ、招待選手の多くと赤野が出場停止に。クラブまで買い占められますが、新庄を慕うゴルファーたちがクラブを持ち寄ってくれます。
②初日・チーム戦編(NG 2巻〜3巻)

初日は、負けたチームが4人まとめて予選落ちになる4人対4人のチーム戦。4人で1つのボールを順番に打ちます。
- ハリスのチームとの対抗戦:ダンドーは赤野、ムクムク王子たちと組み、赤野にゴルフを教えた闇ゴルファー・ハリスのチームと対戦。高速グリーンや渦巻く強風のコースで引き分けが続き、イーブンで最終18番へ。ムクムクが25mの下りパットを沈め、チームで勝ち残ります
③エバーグリーンスタジアム編(NG 3巻〜4巻)

2日目は、機械で管理された巨大ドーム「エバーグリーンスタジアム」が舞台です。キャディーは、新庄の遺言でダンドーに付いた少年・三上竜ノ介。
- トレバー・ジョーンズとの勝負:相手は英国海軍の元大佐で、世界最強のアマチュア。竜ノ介がルールの知識でダンドーを失格から救い、天井のスピーカーの仕掛けも見抜きます。照明を消された暗闇の最終18番、竜ノ介の歩数を頼りに60ヤードのパットを沈めてイーグル。逆転で勝ちます
最後はルチオが解任され、ラミアを新しいオーナーにした「本当の新庄インビテーショナル」の開幕が決まります。
見どころ
ここからは、自分が特に好きな場面を少しだけ引用しながらご紹介します。
ゴルフとの出会い「静かだし、すごく気持ちいい」
物語の原点は、野球のバットで止まっているボールを打った瞬間です。「サワッ」という静かな打球音でボールがネットを越えていき、野球とはまったく違う手応えに目覚めるダンドー。ここから全48巻の物語が始まると思うと、何度読み返してもグッときます。

「三人で一人」と師匠・新庄
新庄の「素足で棒を毎日500回、1か月」という条件を、ダンドー・優香・弘平が3人で守り抜くエピソードは、シリーズ全体の師弟関係の始まりです。ダンドーが自分のノルマを果たせなかった日、その分を優香と弘平が750回ずつ振っていた・・・というのが本当にいい話。

ニコボールとスマイル打法
優香が笑顔を描いたニコボールは、ダンドーの相棒として無印から Xi まで登場します。傷だらけになっても使い続けたニコボールの最後のカップインは、長く読んできた人ほど感慨深い場面です。

ダンドーと赤野の関係
監視役として送り込まれた赤野が、ダンドーのゴルフに心を動かされて味方になり、キャディーと選手、ライバル、そして兄貴分へと関係が変わっていくのもこのシリーズの大きな魅力です。

満身創痍の執念・KBCオーガスタの最終18番
耳が聞こえなくなりながらも、自分の血の流れでラインを読んで沈めるパット。小学生がプロのトーナメントで優勝争いをするという無茶な展開を、ここまでの積み重ねで納得させてしまう迫力があります。

台風の目の中のカップイン
全英オープンの後のラファエルとの一騎打ちは、シリーズで一番のクライマックスだと思います。相手が失格になるはずの場面で、ボールを捜して試合を続けるダンドーの姿に、このマンガがずっと描いてきたゴルフの誇りが詰まっています。

まとめ
ゴルフマンガですが、根っこにあるのは家族と仲間、そして師匠への思いです。ゴルフに興味がない人にも読んでほしい作品なので、気になった人はぜひ1巻から読んでみてください!今後は、編ごとの紹介記事も少しずつ追加していく予定です。
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